陛下とわたし。 6※スクショ無し+妄想話※
タイトル通り、妄想しかないお話(スクショ無し)です。妄想小話なんて(゚⊿゚)イラネって方や、プレイ日記が読みたいのに・・・という方は申し訳ありませんが、スルーお願いしますm(;_ _)m
30日。今日が終われば成人する。
期待と不安で胸がいっぱいのわたしは今、騎兵になって別の所に住んでいるニチェお兄ちゃんの家に来てるんだ。何となくママやパパに聞きづらいことを聞くために。
ニチェ「最近自分がおかしいって?」
チロル「うん。仲良しの人がいるんだけど、その人が他の女の子とお話してるところを見ると胸がもやもやーってするの。それと、一緒に何かしたり、ずっとそばにいるとドキドキするんだ。
あ、あとね、この間なんかその人がすごく落ち込んでて、何かしてあげたいのにわたしじゃ何も出来なくてもどかしくて・・・」
お兄ちゃんが出してくれたポムジュースを飲みながら、わたしの身に起こっていることを頑張って話した。・・・仲良しの人っていうのは陛下のことなんだけど、なぜか言っちゃいけないような気がしたから言わない。
お兄ちゃんはあごに手を当てて少し考えたあと、わたしがびっくりすることを言い出した。
ニチェ「チロルちゃんはきっと、その人に恋をしてるんだよ」
チロル「こ、恋!?」
ニチェ「仲良しの『子』じゃなくて『人』ってことは年上なのか。どんな人?・・・まさか陛下じゃないよね」
チロル「なんで陛下が!?」
ニチェ「ここのところ毎朝、陛下に会いに行ってるみたいだからさ」
なんで知ってるんだろう?って思ったけど、よく考えたらエルネア城の中に騎兵の仕事場があるんだから、お兄ちゃんに見られてても変じゃないかも。
陛下が出てきて動揺するわたしをお兄ちゃんはキョトンとしながら見てくる。
このままじゃバレちゃうかも・・・って思ってたらお兄ちゃんの先輩さんが訪ねてきて、話はうやむやになった。助かった・・・。
でも本当にびっくりした。わたしが陛下に恋してたなんて。
ふと陛下の笑顔を思い出して、顔が熱くなった。
そして新年になって、ついに私は成人しました。
独身者の国民服に身を包んだ私はすぐに陛下に会いに走った。成人した私を早く見てほしい!
チロル「陛下!」
アルノルフ「やぁ。成人おめでとう」
チロル「ありがとうございます!どうですか?似合ってます?」
アルノルフ「うん、よく似合ってるよ。素敵な女性になったね」
チロル「す、素敵だなんて。言い過ぎですよ」
アルノルフ「そんなこと無いさ。ふふ、綺麗だよ」
チロル「!!?」
サラッとこんなことを言ってしまう陛下が怖いです(真顔)