ニチェ君のお顔判明!
目を覚まして隣を見れば、私に背を向けているマルチェロ君がまだ眠ってる。私の口から小さなため息が・・・。
あの日から元気が無い私達夫婦。落ち込むマルチェロ君にどう声をかけて良いかわからなくて、会話も少なくなってたと思います。
このままじゃダメだと思った私は、今日こそはいつも通り接しよう!と意気込んで起き上がった。ら、もう1つのベッドで寝ているニチェ君に目が行きました。
ファニ「・・・・・・ふぁっ!?」
マルチェロ「え、なに・・・・・・おわっ!?」
私の奇声で飛び起きたマルチェロ君も奇声をあげました。(何この夫婦・・・)
マルチェロ「今日はニチェの誕生日だな。おめでとう、ニチェ」
ファニ「おめでとう、ニチェ君」
ニチェ「えへへー。ありがとう、パパ♪ママ♪」
一階に集まって朝食前にニチェ君にお祝いの言葉を言いました。
そう、今日はニチェ君の一歳のお誕生日なのです!ニコニコしっぱなしのニチェ君につられて私もマルチェロ君も自然と笑顔になれました。
自分の子供の成長を見られるのってこんなに嬉しいことなんだなぁ。
でも昨日まで赤ちゃんだったようn・・・いえいえ何でも無いです。
ファニ「うーん・・・私的にはもっとマルチェロ君に似て欲しかったなー」
マルチェロ「オレは嬉しいけどね。どことなくファニに似てるし、可愛いよ」
ファニ「そっか。マルチェロ君が喜んでくれてるなら良いやー」
マルチェロ「何それ(笑)」
久しぶりにマルチェロ君とこんなふうに話せて良かった。ニチェ君のおかげね。
夜にはベッドで並んで寝ているところも見れました。2人とも寝顔が可愛いよー!
マルチェロ君の隣で寝れないのは残念ですが、良いものが見れたので良しとしましょう。
4、5日経った頃。
マルチェロ「昨日ニチェが『弟が欲しい』って言ってたよ」
ファニ「そ、そうなんだ・・・でもまd」
マルチェロ「というわけで子作りしよう!」
ファニ「えっ!ちょっと・・・!」
途中で言葉を遮られた私はそのままベッドに押し倒され、なす術もなく事を進められてしまいました。朝からお元気ですね、マルチェロ君。
そして見事に2人目を妊娠しました。
(ニチェの髪型ですが、本当ははタイプ7でした。どうしてもマルチェロさんに似てて欲しくて、タイプ6に変えてしまいました(汗)
どうやらファニの遺伝が強かったようです)