放っておけない2人
ラダのミルクを搾っていると、こんな実績を達成しました。
絞り過ぎって・・・これが仕事なんですから、しょうがないのでは?
牧場から離れて城下通りへ歩いていると、ピノさんに会いました。
実は今年、彼の奥さんが亡くなりました。あの日からしばらくして『空腹』状態が続くようになり、なんだか心配で私は毎日お弁当を届けるようになったんです。
あぁ、やっぱり今日も『空腹』だ・・・『どん底』が消えてるからまだマシだけど・・・
ファニ「おはようございます」
ピノ「おはよう」
ファニ「これ、作りすぎたんでどうぞっ」
ピノ「またかい?(笑)」
ファニ「えへへ。最近、お料理が楽しくて」
ピノ「なら、旦那さんに食べてもらえば良いだろうに。・・・まぁ、有り難く頂くよ」
料理を渡すと苦笑いされてしまいました。
そりゃ、こうやって毎日渡されればそうなるよね。でもなんだかんだ言って受け取って食べてくれる優しいピノさん。まだ友人止まりだけど、もっと仲良くなりたいなぁ。
ピノさんと別れたあとに気まぐれでナトル学舎に行ってみると、何故かなっちゃんの娘のカロリーナちゃんが居ました。まだ2歳だから生徒じゃないのに、どうしたんだろ?
ファニ「こんにちは」
カロリーナ「こんにちは!」
ファニ「今日も元気ね。あ、これ食べる?」
カロリーナ「食べるー!」
ファニ「はい、どうぞ」
鞄から取り出したハニークッキーを渡すと、カロリーナちゃんは嬉しそうに笑ってくれた。子供は純粋で可愛いなぁ・・・。
カロリーナちゃんも少し前に『どん底』で『空腹』になっていてビックリしました。原因はなっちゃん・・・じゃない、ナタリーさんの親が亡くなったから。
小さな子がどん底状態になってる姿って、結構 衝撃的ですね。これがあったからカロリーナちゃんと仲良くなれたわけですが・・・ちょっと複雑かも。
(どん底+空腹状態の人を見ると泣きそうになるのは私だけですかね・・・?)